2018年12月9日日曜日

「あなたが神か」

 
私この歳までこれといった悪事を働くこともなく、地味ながら自分なりにまじめに生きて来たつもりですが、まじめなだけでこれといった目立った社会貢献をしたわけでもなく、自信をもって人様のお役に立ったと言えることも特にありません。ひとことで言えば、どこにでもあるような平凡な日々を生きてきました。
そんな私に信じられないことが起きました。

ある日やって来たメール。
title:突然ですが、レーザー加工機いりませんか(無料)

え?
怪しいフィッシングメールにしては"レーザ加工機"というワードがあまりにピンポイント過ぎます。いくらAIが進歩しているといっても、ここまで私の趣味趣向を押さえて攻撃してくるとは思えません。
半信半疑、いや全力疑疑疑で内容を確認してみましたが、暇を持て余した若妻が1000万円差し上げますからぜひ、といった文面が踊っているわけでもなく、怪しいサイトへ誘導されるわけでもありません(笑
えっ?えっ?と驚きつつも読み進んでみました。そして結論。

「あなたが神か」(魅上風)

なんと、なんとです! とある方よりレーザ加工機を譲っていただくことになりました。しかも二台、しかもほとんど未使用、しかも未使用のレーザ管のおまけつき。
信じられない話です。

詳細は追々まとめていくとして、実はすでにモノが手元に到着しています。
そしてさらにさらに驚くべきことに、これ以外にも様々なものをお譲りいただくことになったのです。
あまりに情報もモノも多いため一つの投稿にはとても書ききれません。
今後いくつかに分けて投稿していきたいと思います。

取り急ぎ、今私の身にはこんなことがおきています。





平成最後の年末に大変なことが起きました!

独身の日 2018 続々到着 その2

 
ようやくサーモグラフィーが到着しましたので早速遊んでみました。
独身の日のサービスかどうか不明ですが、サーモグラフィーと放射温度計のセットになっています。この二つで18,384円です。信じられない値段です。
少し前まではサーモグラフィーと言えば液体窒素で冷却する日本アビオニクスとかそういった専業メーカーの世界で、価格も数百万は当たり前でした。
それがマイクロボロメータの価格低下で一気にサーマルイメージングが民生の世界に下りてきました。素晴らしいことです。


サーモグラフィーの方はしっかりした専用ケースとストラップ付き。


まずは放射温度計の方から動作確認です。


より測定温度域の広いタイプのようです。-50~550℃の測定が出来るということで、まず私の用途では十分です。


単四電池2本を入れてトリガを引けば直ちに測定です。


何も難しいことはありませんが、注意点は測定点はレーザスポットを中心とするある範囲の平均温度であるということです。そしてこの範囲は距離が離れるほど広がっていきます。距離と測定範囲の関係は本体横に表示してあります。
それからもう一つの注意点は、被測定物の放射率です。詳しくはGoogle先生に聞いていただくとして、放射率がきちんと設定とあっていないと正しい温度が測定できません。
簡単にはマットなものは比較的正確、光沢があるものは誤差が大きいと思っていて良いです。金属光沢がある面や、ガラスなどはデフォルト設定では誤差が大きいです。


いよいよ本命を。


放射温度計のお父さんみたいな形です。



単三4本で駆動します。グリップの中が電池BOXになっています。


ニッケル水素で動くかなと思いやってみましたところ、起動しました。


が、電池ほぼカラの表示になります。アルカリマンガンよりも電圧が低めですので仕方ないですが、満充電しておけば低めなりに電圧を維持しますのでこの状態で一定時間は使えるはずです。


良いですねえ。こんなものが自宅工房で動くなんて。


動作モードはシンプルです。
起動後は連続的に測定が行われます。画像は6fpsで更新されます。十分なスピードです。
また、サーマルイメージセンサと可視のピンホールカメラが搭載されており、可視画像とサーマルイメージを重畳して表示できます。さらにその重畳割合を変えることもできます。


画面内には温度が3か所表示されます。
画面上部の大きな表示はディスプレイセンター位置の温度、下部に小さめに二段表示されている温度は視野内の最高温度と最低温度です。さらに、設定によりどの位置が最高/最低であるかがマーカーで動的に表示されます。素晴らしい。
画面はモノクロにもできますし、色と温度範囲の設定が5パターンだったかな、準備されています。
表示状態でトリガを引けば、その時の画像を保存できます。本体には何も外部インターフェースはありませんが、上部にマイクロSDのスロットがあります。


測定温度範囲は-20~300℃とこれまた十分な仕様。


サーモグラフィーがあれば基板上で発熱している部品を見つけるのが容易です。購入の本来目的はそれで、そのほかにもレーザ加工機の調整、3Dプリンタのベッドの温度分布、ペルチェ素子の温度状態や熱の逃げる様子など様々な検討中のプロジェクトで活用可能です。
と言いつつ、モノとして手元に置いておきたいというのが一番なんですけどね(笑
一年越しで悩んだ挙句の購入でしたが、めっちゃ満足であります。

2018年12月2日日曜日

2.5W 青色半導体レーザモジュール

 
独身の日に買ったブツが届きましたので動かしてみました。

モノはコレ。


AliExpress.com Product - Free Shipping 405nm 2500mW 12V High Power TTL Adjustable Focus Blue Laser Module DIY Laser engraver accessories 2.5W laser head

思ったよりも小さいです。
33mm角のアルミボディにはヒートシンクを兼ねています。レンズはフォーカス位置を調整可能。


全長65mmの後には冷却ファンがついています。







基板も小さいです。入力は電源と、ON/OFF制御をするためのTTLポート。確か1kHzは行けると書いてあったような記憶が。
出力はファンとレーザモジュールへの電源だけです。


入力は12V。


天井にあてたとこ。この写真では白飛びしてはっきりとはわかりませんが、いわゆるレーザダイオードの活性領域である長方形の光源の形が見えます。両側はレンズで蹴られているように見えますので、外には2.5Wは出てきてないでしょうね。電流は1.3A流れていますので、消費電力は結構でかいです。


製品にはこのゴーグルもついています。結構いいですこれ。やっつけの低品質のやつかなと思いましたが、ちゃんとしています。


このMDF板にフォーカスさせてテストします。


まずは点灯。さすがにこの出力になると部屋が明るかろうが暗かろうがはっきりとビームが見えます。


外に向けていますが、ビームは絞っていません。部屋の中で20mmくらいで、その先は広がっています。このビームを絞ると間違いなく航空法に抵触します。位置さえ合えばISSからでも眩しく見えるほどのビームです。さすがにこれは盛りすぎ。しらべたらISSの高度は400kmもありました。失礼しました。


三脚に固定。


部屋中がスペックルノイズに満たされます。不思議は視覚体験。


こんなにビーム太いのにこんなにはっきり見えます。おそロシア。


動画で。

では先ほどのMDFにあててみます。
こちらも動画で。

このように、2.5Wで十分木質材は切り込むことができます。
切断は相当頑張らないといけないと思いますし、ラスター描画は恐ろしくゆっくりやらないといけないと思いますが、小物にベクトル描画したり紙を切ったりするには十分使えそうです。
このモジュールでも小型の加工機を作ってみたくなりました。計画に加えたいと思います。
さて、どれから手を付けるかな。

独身の日 2018 続々到着

 
えっとですね、なんとなくブログが放置気味になっていた間にそれはたくさんの方からコメントをいただいておりますが、そのほとんどが放置になっておりました。
言い訳は無しで。すみませんでした。
新しい職場にもほぼ慣れましたので、もう少しアクティビティをあげていきたいと思います。

ということで、28点も購入してしまいました独身の日の荷物が続々到着しているところです。7割くらい来たかな。大物でまだ届いていないのは、サーモグラフィーとリニアガイドです。

ということで到着したものを到着順で確認していきます。
まず11/25に着したこの6点。


これはレーザ加工用のタグで、前回ではその他の中に押し込んで紹介しなかったものです。


取り出すとこんな感じ、いわゆるIDタグと言われるサイズで、映画なんかで米兵が首から下げてるあれです。
購入前の期待はアルマイト処理された板だったんですが、送られてきたものはどうも塗装っぽいです。いやアルマイトも塗装なんですが、質感、耐久性いずれも全く別物です。
何よりこんなことができます
もちろん説明にはアルマイトとは一言も書いてありませんでしたからこちらの勝手な期待です。普通の塗装でも文句を言う筋合いではありません。
たとえ塗装であっても描画は出来るはずですので、いずれ使って試してみたいと思います。


これも上のタグと同じ目的で買ったアルミのプレス品です。


やはり塗装のように見えますね。断定はできませんが。
何よりプレスをかけたときに板が若干曲がっています。これは使う前に万力で形を整えないといけませんね。
万力と言えば、Gigazineに紹介されていたこの動画すごいですね。20分ほどの動画ですが思わず見入ってしまいました。結論は「持つべきものは道具」なんですけどね。


お次、L型のピンヘッダ。


これは期待通り、というか普通です。


これはなんだかわかりませんね。
最初のやつと同じレーザ加工用の名刺です。薄いアルミ板にこれは間違いなく塗装されています。光沢バリバリ。アルマイトでこんな光沢出るわけがない。
これも含めてそのうちテストします。


空中配線用のコネクタ。どちらかが基板付けというのは山ほど持っているのですが、配線の中継コネクタは持っていなかったので。


この配送分のメインはコレ。


ずっしりとした包みの中は、


このハウジング付きのベアリングでした。


今までもメカ系部品はたくさん購入してきましたので、ある程度の予想はしていましたが、これもやはり精度は良くなかったです。加工精度ではなく、組み立て精度の方。
ハウジングの中にベアリングが圧入されているのですが、これがまっすぐはいっていないのがほとんどでした(笑 なんか作業しているところが想像できるような気がします。ぺちゃくちゃしゃべりながら手元もろくに見ないで作ってんじゃないですかねえ。


ということで、あて木をして出来るだけ衝撃を与えないようにしながらハンマーでたたき込んで垂直を出していきました。ひどいのは2度くらい傾いていたと思います。目視点検していたら弾けると思うのですが....してないか。
まあ、リカバリーできればなんでもいいです。
回転のごろつきの方はなかなか優秀で、ざらつき、引っ掛かりが感じられる個体はありませんでした。これらはいまから設計を始める大型3Dプリンタと新しいレーザ加工機の台形ネジを保持するのに使用する予定です。


11/26着はこの一つだけでした。


フレキシブルカプラです。5mm/8mmでモータ軸と8φの台形ネジを接続するのに使用します。


この長いやつは27日着です。
台形ネジが届いたのかと思いましたが、


開けてみたらV-Slot用の2040レールでした。独身の日のプレセールでデポジットしていたやつです。買ったこと自体を忘れていました。


例によってチップソーの切子がたっぷりとついた何の保護にもなっていない、いやむしろアルミ地に傷をつけるだけの保護テープ(笑


なんか箱。28日着。


もうこのころになると自分でも何を買って何がまだ届いていないのかを忘れていますので、サンタさんのプレゼントを開ける気分です(笑

中から出てきたのは、


おおお、半導体レーザモジュールです。迷った挙句に買ったんだった。


青色2.5Wです。
キーホルダ作ったりするのにCO2レーザ加工機使うのは大げさ、というか場合によっては安定するかどうかのぎりぎりまでパワーを落としてもまだ強すぎるので、この程度なら扱いやすいのではないかと思って購入。
これが思いのほか良いです。この後の投稿で動かしてみます。


本日までに届いた最後のグループは12/1配達品。


まず3Dプリンタのエクストルーダキットです。すでに持っていますが、安かったし、いつダブルヘッドにしたくなってもいいように(笑


レーザ加工機用のミラーマウントとモリブデンミラー。
今から設計に着手する新型レーザ加工機に使用する予定。


8φ台形ネジ。大型3Dプリンタのz軸用の300mm長と、上記新型レーザ加工機のステージ昇降用の100mm。
100mmというのは短く感じるかもしれません。trotecのspeedyとか30cmくらい上下しますからね。でも、これまで自作レーザ加工機参号機を使ってきて、ほとんど板材しか切らないことがわかりましたのでこれでよいと踏みました。
大物やりたくなったらFabLab大宰府のSpeedy300でやります。先日ラボのメンバーになり、トレーニングを受けたところです。


ということで、あとは大物のサーモグラフィーとリニアガイドですね。
トラッキング情報によるとサーモグラフィーは国内に入っていますので明日か明後日着でしょう。来週には使用リポート出来ると思います。