2012年8月26日日曜日

みら太のエアコンスイッチの自動ON/OFF その10 最終回

完成しました。

その9のトラブルは、コンプレッサー用の電磁クラッチに通電する回路のヒューズが切れていたためでした。
何でそんなことになったのか、はっきりとは分かりませんが、ちょうどリレーがONするタイミングとブレーキを離すタイミングが重なって電磁クラッチが瞬間的にON/OFFし、その際に発生したサージのためではないかと思われます。
ヒューズは完全に消し飛んでましたし、リレーの接点は軽く溶着したようです。これが起動しなおしてもLEDが点いてた(つまりリレーがONしたまま→溶着)原因のようです。

原因を考えていく段階で改めて電装の回路図を見てみると、あらら、エアコンのスイッチに直列に10Aものヒューズがはいっているじゃないですか。こここんなに電流流れてたんだ。わたしはエアコンスイッチはロジックのスイッチだけで、電磁クラッチの電流はどっかのリレーかサイリスタでコントロールされているのだと思い込んでました。
今ついてるリレーは Y14H-1C-5DS で0.5A/24VDC の規格です。これでは容量がぜんぜん足りてません。溶着するのも当たり前です。

...ということで、リレーを大容量のものに変更しました。5A/30VDCなので余裕のはずです。



リレーを変更して再度テストすると。....完璧です。期待したとおりのON/OFF動作をしてくれます。
これは便利だ! もうスタート時にエアコンのスイッチを切り忘れて後ろから煽られることもなくなりそうです。
しばらく走ってテストをした後に、エアコンのONタイミングを4速から3速に変えました。2速まで落とすとやや発進加速が厳しくなりますのでちょうどよいところかと。ということで、最終的なタイヤの回転パルスとエンジンの回転パルスの比のスレッショルドは0.5としました。
ブレーキの踏み込み時間による瞬間的なON/OFF発生の対策をする必要がある気もしますが、考えた結果もうしばらく様子を見ることにしました。電磁クラッチのサージは設計時に対策してあるはずですので、今回のトラブルはリレーの容量不足も関係したのかもしれないと思ったのです。もちろん瞬間的なON/OFFは電磁クラッチにとってもコンプレッサーにとってもよいことではないと思いますが、頻発するものではないですし。ということで問題がおきるまで放置^^;


さて、やっと出来たぞ~と思いながらニコニコして走っていると、また問題発生です。
まず、燃費計がうまく動いていません。タイヤの回転パルスが検出できていないようです。さらに、しばらく走っているとやはりエンジンの警告灯が点灯します。
タイヤの回転パルスは、大元の信号を燃費計と今回取り付けた基板で分割しています。エアコンコントロールの基板がうまく動いていることから考えて、パルスそのものはちゃんと来ているようです。また、エアコンコントロール基板をはずすと燃費計がちゃんと動くことから、おそらくエアコンコントロール基板側の入力インピーダンスが低いのでしょう。...つまり、回路図のトランジスタ(信号が弱かったのであとから付け加えたやつ)のベース抵抗560Ωが小さすぎるということかと。
ここはプルアップしているピンの電位をグランドに落としてやればよいだけなので、もっとこの抵抗は大きくてもよいはずです。
エンジン警告灯はちょっと厄介ですね。これもエアコンコントロール基板をはずすと消灯しますので、この基板が原因であることは間違いありません。さらには基板がエアコンをON/OFFし始めないと点灯しないことから考えると、う~ん、どうもリレーが入っている場所がよくないようです。
そんな目で電装の回路図を見てみます。(ここから先は推測です) 今、リレーは34番のACSWのラインを入り切りしています。つまり、ダッシュボードにあるスイッチをONしたままプレッシャースイッチ(エアコンのガス漏れを検知する圧力スイッチ)を入れたり切ったりしているのと同じことです。ここをコンピュータが異常と感知しているのではないかとおもわれます。
どうやってこれを異常とみなしているのかはよく分かりません。正常動作しているときは34番(ACSW)と55番(BLSW)両方に12Vが入るはずですが、コントローラーが34番を切ったときには55番のみにしか12Vがかかりませんので、その辺を見ているのかもしれません。
対策としては「ダッシュボードのエアコンスイッチを入り切りしているのとまったく同じ状態」を作るという方法があると考えています。つまり、55番と電源ラインの2回路を同時にリレーでON/OFFするということです。こうすればコンピューターから見てダッシュボードのスイッチが切られたのか、リレーが切ったのかの区別はつかないはずです。幸い、今回取り替えたリレーは2回路ですので、配線さえしてやれば実現は出来ます。ただ、この配線が厄介です。エアコンスイッチの裏の配線にアクセスするためにはダッシュボードをほとんど全外ししなければいけません。
これはもう少し涼しくなってからの作業とします。

なんだか不完全燃焼ですが、とりあえず動いたのでこれはこれで完成としたいと思います。
一応まだエアコンを使う季節のうちに完成したので良しとしましょう。

ソースは、ON/OFFのスレッショルドを変更しただけなので再掲載はしません。

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