2014年2月16日日曜日

ちゃんと密閉できるように作り直し

 
少しばかりレーザ加工機を動かしてみた感想として、
  1. 木材、MDF、厚紙、アクリル板などいずれの材料も結構な煙が出る
  2. 木質系の材料からは結構な量のヤニや煤が出る
  3. しかもその煤がレーザ管やレンズの表面にこびりつく
  4. プラスチック系はにおいが強い、特にアクリルは刺激臭がすごい
という対策すべき課題がわかってきました。
これらを解決するためには何よりも排気をきちんとすること、レンズ付近の煙を吹き飛ばすエアをあててやることなどが必要です。つまりは市販のレーザ加工機についているものはつけなければいけないという当たり前のことがわかったのです。

ということで、ちょうどポンプも壊れているので、これを機会に密閉構造ができるように作り直すことにしました。ついでにZ軸の昇降も考えてみようかなと思っております。

まずは密閉構造から。
概略こんな感じで行こうかと思います。レーザ管を完全に外に出して加工室と縁を切ります。そして加工室天井にブロアをつけます。


レーザ管は箱の外に置いて、小窓からビームを引き込みます。


反射板周りはまだ図面を引いておりません。


フロントを開けて作業。リアも大物をやるときのために開けられるようにしてみます。


排気は100mmφのブロアを使います。


あちこち開ければ作業はやりやすいと思われます。


もう一つの案として、ステージはZのみとして、X/Y軸を上に持っていくというものがあります。
キャリッジが軽いのでX/Yを上に上げるというのはなかなか魅力的なアイデアではあります。ステージはものを置くだけになりますので、固定をしなくてもゆれたりしません、なかなかよいです。なんかどんどん市販の加工機の構造に近づいていっておりますが、それだけ市販品は合理的にできているということなのでしょう。
あきらめてまねしちゃおうかな。

2014年2月15日土曜日

【悲報】冷却ポンプが壊れました

 
排気系もちゃんとできたので、さてぶった切るか、と思いまして水を回そうとしましたところ、モータがなんかおかしいです。電源を入れるとこつんという振動はあるのですが、その後回る気配がありません。まずいです。これではCO2レーザが撃てません。

しかたがないので分解することに。モータはいろいろと持っているのでサイズさえ合えば何とかなるだろうとやや楽観しつつ。

ポンプはこれです。Aliexpressで購入したもの。$16くらいだったかな。小型の割には静かで力強く動いてくれて気に入っていたんですが。


ベーン側を開けます。こっち開けてもどうしようもないと思いつつ。やっぱりどうしようもありませんでした。


しかたなくモータ側をあけます。
このポンプは浸漬して動かすことができるタイプなので、モータのケーシングは超音波溶着してあります。超音波溶着に対抗するのは超音波カッターしかありません。ということで、例の超音波カッター登場。


ざくざくと切ってお尻の溶着部分をはずしました。が、ごらんの通りです。モータ自体が完全に樹脂に埋まっている感じです。手も足も出ません。


ということで、残念ながらあきらめです。しばらくCO2レーザは動かせません。
早速新しいポンプを注文しました。予備含めて2つです。買ったのはこちらのもの。ちょっと安くなってました。ラッキー。
到着まで二週間くらい待ちです。春節期間を過ぎていることは幸運でした。

しばらくは代わりのレーザで遊ぶことにします。よい半導体レーザチップを持っているのです。
自作レーザ管のほうを進めてもいいですね。あるいはここまでのまとめをニコ動にアップしますかね。
基板加工機の設計に入ってもいいかな。
いろいろネタが多くて困ります。

排気系をちゃんと作る

 
適当な排気系は作ったのですが、ちょいとホースが細くて抵抗が大きいようで余り吸いがよくありません。ということで、新しく作り直しました。

ハンズマンで買ってきたエアコンパイプ用のカバーを使います。


まずホースの一端をファンヒータの熱気が吹き出し口にさらしてやわらかくします。そして冷えないうちに手でぐいぐいと広げます。


何をやっているのかというと、これです。シロッコファンの吹き出し口の大きさに対してホースがちょっとだけ細いのです。それを広げました。これでファンの吹き出し側の接続はOK。


次にベニア板にシロッコファンの吸い込み愚痴にあう大きさの穴を開けます。


形を整えて、


いい感じに合うように調整します。


レーザ加工機の上に置けるように、ボルト位置にあわせて穴を開けます。これでずれ防止にもなります。


ファンをおいてみます。キャリッジのミラーにぎりぎりですが、何とか当たらずに動きます。これで良しとします。


後はこのホースの先をうまいこと窓の外に出さねばなりません。


ここでL曲げのパーツ登場。600円くらいしたのですが、きれいな仕上がりには代えられません。


窓の位置を見ながら二回曲げます。


ここでプラ段作業。二枚重ねで15cm幅くらいの板を作って、


ホースの形に合うように穴を開けます。


(しゃしんが横倒しで失礼)これを窓に取り付けて、


ホースを外に出します。


よい感じです。


後は加工機の周りをシートで覆えば排気ブースの出来上がり。


これで思いっきりアクリルをぶった切れます。

買ったもの

 
金曜の夜にハンズマン大野城店へ行きました。朝7時から夜10時まであいているというすごい店です。会社が終わってから行ってもゆっくり買い物できます。
アクリルを切るためには排気系をちゃんと作らないといけませんので、その材料をいろいろと。
また、きれいな木材がほしかったのでシナ合板も購入しました。
ホームセンターをいろいろ考えながらうろつくのは本当に楽しい作業です。ホムセンに住みたいくらいです。いつか働いてみたいです。

それはさておき。買ったものです。
まずエアコンホースのカバー。いろいろ検討した結果、 ダクトにはこれが一番よいという結論に達しました。


シナ合板。100x200mmかな。クラフトコーナーで。90円。


シナ合板。こちらは300mm角。建材コーナーで150円。


プラ段。260円だったかな。


タイル白。どうなるかやってみたいです。大きいものが100円。小さいのは35円。安いです。


こちらはDealExtreme。焦点調整可能な超小型赤色レーザモジュール 。4本で $5.67。


2014年2月12日水曜日

Impact / Laser Engraver plugin その2

 
Impact / Laser Engraving plugin に新しいバージョンが作られており、正方形の問題はすでに解決済みであることがわかりました。
Tweakie というすごい方の仕事です。というかこのプラグイン自体を作った方です。自分でバージョンアップされております。
バージョンアップはMach3のpluginフォルダにあるdllファイルをこれと入れ替えるだけです。

ネガポジ変換やら、X軸両端の加減速域をなくすオプション、階調の改善オプションやら大改造されております。当然アスペクト比が1:1以外の画像にも対応しております。すばらしい。

ということで、平日にもかかわらずどうしても試したくなったので、さくっと一枚やってみました。
使ったのは桐の板。データは昨日と同じミクさんです。

で、結果がこちら。
 

細かな条件だしは何もしておりませんが、とりあえずは横幅の広い絵もきれいに出力できております。すんばらしいです。

2014年2月11日火曜日

Impact / Laser Engraver plugin を動かす

 
レーザ加工機の醍醐味はカッティングとマーキングです。
カッティングのほうは動作確認ができましたので、マーキングをやってみることにしました。

使うのはこの”Impact / Laser Engraver plugin”です。Artsoft のページからDLできます。
こちらです。


取説は、 これを使います。


この中の以下の記載にしたがって設定をしていきます。



まずはプラグインをさくっとインストールして、プラグイン設定から有効にします。一番上のやつです。


再起動すると、一番右のメニューに "Impact / Laser Engraving"が出てきます。


次に 、レーザのコントロールをDigital Triggerに割り当てます。
この辺を変えてしまうとカッティングのときに困りますので、プロファイルを別にしておきます。l


Digital Trigger についてはMach3 のマニュアルに説明があります。以下の部分。


プロファイルを分けておけば、どこをどう変更しても怖くありません。説明に従い、カッティングでレーザコントロールに使っていたZ軸のDirに割り当てていた7番ピンを開放します。


では何か描いてみます。
実はここから絵を出すまでに少々時間がかかりました。いろいろとパラメータをいじっても出力される絵が二重になるというか、壊れたテレビみたいな絵しか出ませんでした。んで、いろいろとMach3のフォーラムを調べているうちに「このプラグインで扱える絵は正方形だけ」ということがわかりました。
面倒といえば面倒ですが、わかってしまえばなんてことはありません。
ちなみに、このあたりを解決したプラグインの改良版をTOMTOMさんが作っていらっしゃるということもわかりました。 ふむふむと読んでいると、ここにもらせたろきんさんの足跡が。

TOMTOM さんにはいずれご挨拶をするとして、まずは正方形の絵でやってみることにしました。
3軸ステージのときもそうでしたが、こんなときの題材はやはりミクさんですね。

ネットをざっと見て勝手に使わせていただいたのはこちら。Tell Your World のやつかな。


で、これから正方形の絵を切り出して、グレースケール化して、ネガポジ反転して、さらにひっくり返しておきます。こうすると私のステージの送り系で描いたときに正立するのです。


描いているところ。ターゲットに画用紙を使っていますので、キャリッジのスピードをかなり上げて、レーザの出力は極限まで落としています。


 出来上がりはこちら。


階調のコントロールがいまいちですが、それなりに描けております。よい感じです。


調子に乗ってMDFの板に書いてみます。少し出力を上げてみます。



で、できたのがこちら。
ちょっとパワーを上げすぎました。といっても全力の1/5くらいなんですけどね。階調がなくなって影絵のようになってしまいました。


でも、輪郭もかっちり出ています。キャリッジの往復で描いていくのですが、ほとんどずれはないように見えます。


ちょっとアップで。見慣れるとこれも味があるな。


ということで、正方形という制限はあるものの、使えるものになりました。
いろんな素材で遊んでみたいですね。


 これで、カットとマーキングの両方の動作確認ができました。