2014年7月19日土曜日

レーザ加工機 参號機組み立て その15

 
3連休ということもあり、心に若干のゆとりがありますので、先送りにしていた筐体に取り掛かることにします。

作業は、ベースにZステージ昇降用のステッピングモータを取り付ける穴を開ける。そして、筐体を組む、さらにZステージのシャフトや寸切りネジを支えるパーツを作る。といったところです。

加工が多いのはこのあたりのパーツです。


ベースに寸法を入れます。
実はこのときにモータの位置が左右対称と思い込んで片方しか寸法を入れておりませんでした。このために後でいくつか修正を迫られることになってしまいました。


ナフコのパネルソーで切り出した 12mm厚のMDF。 設計寸法は 530x450mm。


すばらしい。


こちらもなかなか。ナフコ西福岡店の兄ちゃんなかなかやります。


取り付けるステッピングモータはこちら。以前作ったCNCステージ一号機に取り付けていたものです。元々はエプソンのスキャナかプリンタから取り出したもの。 ギアの部分をフレキシブルカップリングの径と合うように削り込んでいます。


図面に従って穴位置を出して、


板がでかいのでぼーるばんは使えません。ハンドドリルで開けていきます。


真ん中はでかいので木工用の錐に取り替えて、


開きました。


ばっちりとモータがつきます。穴位置もずれがありません。


ここで、100円ショップの角材を両面テープを使って、


仮の足をつけておきます。モータが板の裏に出っ張るのでベースを浮かす必要があります。


長いM3ネジでモータを固定していきます。


差し込んでおいて、四隅のネジをひとつずつ長いものと取り替えていきます。このステッピングモータはネジ4本を外すとばらばらになってしまうのです。ので、ひとつずつやっていきます。


こんな感じに頭を出します。


横から見たところ。良い感じです。


二つとも取り付けられました。


上から見たところ。


これでベースの前処理は終わりましたので、筐体の組み付けに入ります。こんな感じに壁が立ちます。


わずかですがベースが太鼓になっておりましたので、錘を乗せて作業していきます。
位置を出しながら木工用ボンドで仮止めしていきます。


3面が仮止めされました。引き続き上をのせていきます。


後ろ側はレーザ管を乗せるためのベース。本体よりも横に飛び出した形になります。


前側は細い板材のみ。この上にY軸のシャフトホルダが乗ります。


引き続き本止めです。ドリルで下穴を開けたところにもくネジをねじ込んでいきます。皿ネジなのでざぐってからのねじ込みです。


ここも。


ここも。


上が止まったら、慎重にひっくり返して壁をベースにネジ止めしていきます。


つきました。


もうがっちり止まりましたので安心です。これで下部の筐体は出来上がり。


モータにフレキシブルカップリングを取り付けていきます。


と思ったら、片方のモータの動きに引っ掛かりがあるのを見つけました。
取り外して調べてみると、


こんな金属片がネジ穴から出てきました。これはまずいです。ローターの部分に金属片が入り込んだ模様です。これは致命的です。
ということで、このモータはあきらめて別のものと取り替えることに決定。


削り込んだギアは流用したいので取り外すことにします。
久しぶりに小型のギアプーラー登場。


こんな感じに組んで使います。


モータに取り付けて、上部のネジを締めこんでいくとギアを抱き込んだ状態で軸を押していきますのでギアが抜ける、という段取りです。


抜けました。


持つべきものは道具です。これが無いと大変な作業になります。


交換するモータはどうなっても良いので、開けてみました。ちなみにステッピングモータを分解するのは非常にまずいと聞いています。一度ローターを外すと二度と元のスペックは出なくなるらしいです。ほんとかどうか知りませんが。


ローター抜いたところ。教科書どおりの構造です。よく作るなこんなもの。


交換用のモータを出してきました。もちろんこれもジャンク。持つべきものはジャンクです。100円プリンタからの取出しですのでどんどん使っても惜しくありません。


ちなみに、外したローターには金属片がびっしりとついていました。これ自体が磁石ですのでこの金属片を完全に取り去るのは非常に難しいです。


さて、再び先のギアプーラーを使って交換用のモータから削ってないギアを外します。


で、そのシャフトに削ったギアを嵌めます。万力を使って少しずつ入れていきます。ここでもついついかなづちを使いたくなりますが、ご法度です。磁石に衝撃は厳禁です。


つきました。


ちなみにギアプーラーにはこんな大きなものもあります。


さて、気を取り直してフレキシブルカップリングを取り付けていきます。


ベースと干渉しないようぎりぎりのところで調整。


こんな感じでZステージが乗ります。.....と思っていたのですが、なんかずれています。
そうです。これが位置出しのときの失敗なのです。図面から読み取るにモータ位置が7mmずれているようです。
ということで、この部分は修正をすることになります。まあ簡単ですが。


ちゃんと現物あわせで再確認します。


ステージの穴間隔は、


418mmというところ


モータは425mmですので、やはり7mmです。 間違いまで正確(笑


ここで、ちょいと遊んで軸を乗せてみました。
Y軸のシャフトが長すぎですが、おおよそこんな感じになるはずです。


動かしてみます。


ここからはZステージを支えるシャフトを支えるぶぶんのパーツを作っていきます。
ここもモータのずれに合わせて7mm分の修正を加えました。


さくっとレーザカッターで切っていきます。レーザカッターの部品作るのにレーザカッターを使うところがまたよいのです。

2.5mmのMDF板を切っているところ。完全に安定した作業になりました。


出来ました。


一方で高ナットを納めるためのケースも7mmの影響を受けますので作り直します。


切り出したMDFは二枚重ねで接着していきます。これまた木工用ボンドを使った手馴れた作業になりました。


次々とパーツが切り出されてきます。
スコスコと抜いていきます。


小さな穴もちゃんときれいな円形に切り出されております。


パーツ3つ目。


最後のパーツです。


木工用ボンド塗ったくって、


ぐりぐりとなじませたらクリップで止めていきます。


数分放置すれば外しても大丈夫。


抜け殻たくさん。きれいなものです。


パーツも完成しました。


全くもってすばらしい。レーザーカッターバンザイです。


もちろん3Dプリンタさんもがんばっております。こちらもバンザイです。


程なくして出来上がりました。放置して外せば出来上がりです。


 今日の予定はちょいと後ろにずれ込みましたが、満足です。
 良いものづくりの一日でした。

ものづくりはタノシ

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