2015年7月20日月曜日

R-1の量産

 
みら太な日々初の食べ物ネタであります。
予めお断りします。明治の関係者の方ごめんなさい。

このたび癌にかかわるいろいろ貴重な経験をしたみら太な日々であります。
今回は幸いにして癌ではないという最終判定になりそうですが、いまや癌は二人に一人が罹患する国民病であります。
ということで、今後の健康維持のために急に(笑)食生活の改善をやっております。

その中のひとつがヨーグルトの常食化です。
で、どうせならば一番効きそうな奴をということで明治のR-1を食べております。免疫機能を活性化させるといった報告があり、テレビでも取り上げられたりしていろいろと人気の高いヨーグルトです。
マーケットなどでお気づきの方も多いかもしれません。このR-1、小さなカップタイプのものしか売ってありません。よく見る400ml入りの製品は無いのです。
しかも値段が良いです。だいたい128円とか、そういった値段です。プライベートブランドのヨーグルトが400mlで100円を切ったりすることを考えるとなんとも高価な食品であります。
生産が難しく品薄であったとか言う話もあり、いやが上にも人気が出ているといったところではないでしょうか。


 この手のものはある程度値が張ったほうが「ありがたやありがたや」的な側面があり、その思い込みが時折奇跡を呼んでさらに盛り上がりを見せるという一昔前の宗教のような様相を呈するものであります。
が、みら太な日々的にはこのR-1の宗教的な側面には全く興味がありません。実利のみであります。
ということで、この高価なR-1を出費を気にすることなく食することが出来るよう量産を試みました。

量産といっても、所詮は乳酸菌ですから栄養と温度を与えておけば勝手に増えます。
使うのはこれ。誠に安直ですがヨーグルトメーカーです。
とある結婚披露宴の引き出物のカタログギフトで入手しましたので投資はほぼゼロといえます。


分解する気も起きないような簡単な構造。
おそらくPTCヒータとヒューズが入っているだけだと思われます。
本当は面ヒータとペルチェ素子をPID制御して自作したいところですが、ここで方向性を誤るとR-1換算でかなりの個数を投資することにもなりかねませんので自粛します。


作り方はまことに簡単。
牛乳パックの上部を全開にして、R-1カップを全量投入し、よく混ぜて8時間程度放置するだけです。
砂糖を少量入れたほうが良いとも思いますが、何も無しでも十分に発酵します。

注意点は「確実にR-1由来の乳酸菌を増やすこと」です。
その昔、仕事で大腸菌の継代培養をやっていたときに、いつの間にか大腸菌が放線菌に入れ替わっていた経験を持つみら太な日々としましては慎重な上にも慎重にならざるを得ない所です。

牛乳の中の雑菌は一定以下の少数にコントロールされており、そこに体積比で1/10を超えるR-1を投入するわけですからフローラを乳酸菌が支配することはまず間違いないのですが、そこは慎重に。
ということで、R-1の投入と投入後の攪拌を行うための滅菌棒を導入しました。といってもただのパイレックスのガラス管の両端をつぶしたもの。自作レーザ管作成用のパーツの流用です。
これに十分な量の熱湯をかけて滅菌し、冷ました後に攪拌に供します。
本来であればグローブボックスを自作するか、あるいはテーブルにガスバーナを焚く(上昇気流を作って細菌の落下を防ぐ)程度のことはすべきなのかもしれませんが、ここは目的と手段を混同しないように冷静に判断します。今回は実利の追求なのです。


よく混ぜたらヨーグルトメーカーに入れて放置。



8時間程度放置したら保冷剤で冷却します。
暖かいまま冷蔵庫に入れるとエネルギー的にも周りの食材への影響にしてもいろいろまずいのでこの方法をとります。これで乳酸菌の増殖に大きくブレーキをかけます。


さて、中身はというと.....すばらしい。完璧な出来であります。


ちょっとだけ砂糖を入れて味を調整します。


味といい、とろみといい、完璧なR-1です


ということで、量産効果を検証してみます。

  • R-1: 128円と仮定
  • 牛乳: 165円と仮定
  • 電気代: 定格8W x 8時間 = 36Wh  25円/kWhを仮定して 0.9円
  • 出来るR-1量: 112g + 1000g = 1112g
ということで、1112g のR-1を約294円で入手できることになります。
これから、294/1112*112 = 約29.6 となり、R-1カップひとつを30円あまりで入手できたことになります。
これは400g換算で107円ですから、プライベートブランドや安売りのヨーグルトと比較してもほぼ同じ、ブルガリアヨーグルトのようなブランド品と比べるとめっちゃ安いということになります。

すばらしいです。
これで出費を気にせずR-1を食べまくれます。

4 件のコメント:

  1. まさかソレを自作(量産)されるとは、思いませんでした(笑)
    でも、ちょっと真似してみたい…、ヨーグルト美味しいデスヨネ!
    私は森永の濃厚ギリシャヨーグルトが好きなので、機会があればこちらも試してみてください。
    蜂蜜を足すと美味です。
    通常のヨーグルトを水抜きしたら、似たような感じにはなりました。

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    1. どうもです。
      ギリシャヨーグルトは嫁さんが実験して成功しました。
      あの食感は後処理が必要そうですが、とりあえず乳酸菌的には増殖に成功しているようです。
      今朝も作ってました。
      マシンから取り出して保冷剤をまきつけるのがわたしの仕事(笑

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  2. ヨーグルト自家製造仲間です。R-1ではなく普通のブルガリアヨーグルトですが、週2のペースで継代培養しています。自分で作ると容器ゴミと買い物の種類が減らせるのが良いですね。600mlの容器を電子レンジで加熱消毒して使用、保温は電子レンジで予熱してから電気温水器の上に24時間放置です。牛乳は成分無調整を使うことがポイントかなと。みら太さんは専門知識をお持ちですので無用とは思いますが、私はこの文献が大変参考になりました。https://www.sbj.or.jp/wp-content/uploads/file/sbj/8811_tokushu_2-1.pdf
    今度R-1も試みてみたいと思います。

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    1. なんかみんな食いつきがいいなあ(笑
      みら太な日々的にはあんまり関係ない系かと思っていましたが、今後は食べ物ネタも取り上げて行きたいと思います。

      私は専門知識はありません。あったら大腸菌が放線菌になったりしません(笑
      しかし、ヨーグルト作るのに論文引くとはさすがTT@北海道さん無駄に力が入ってますな(笑
      蟻酸が乳酸菌の成長促進剤になるとか全く知りませんでした。蟻酸とか添加して大丈夫なんですかね。結構な毒ですよね。

      牛乳は成分無調整を使っています、いるらしいです。その辺は嫁さん任せ(笑
      「牛乳」と表記できるのは成分無調整だけだと本日知ったくらいです。
      もっぱら食べてけんこうぞくしんをすることを担当したいなと。

      ありがとうございました。

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