2016年9月19日月曜日

アクリル用ドリル刃の作製

 
鉄鋼用ドリルでアクリル板に穴を開けたことがある方はお分かりと思いますが、アクリル板がすぐ割れます。特に穴径が大きくなると顕著で、5mmを超えるとほとんど全数で何らかのミスが出ます。
困ったものです。

アクリル専用ドリルビットなるものが市販されています。
こんなの。


ぱっと見ドリルの刃物には見えません。それにしても高いです。ビット一本1000円とかありえない値段であります。
こんなんで穴が開くのかなという気もしますが、よく見るとガラスビットに似ています。
これ


ガラスやタイルに穴を開けるときに使います。もろい、割れやすいものに開けるためのドリルビットです。
私も風呂場に棚をつけるときに使ったことがあります。確かにこれでちゃんと穴が開きます。掘って行くというよりも削っていく感じ。この感じが大事なのでしょう。

ということで、アクリルドリルの情報を集めておりますと、普通の鉄鋼用ビットを改造してアクリルビットを作っていらっしゃる方がいらっしゃいます。こことかこことか、とか思ってみていたら、大御所アクリ屋さんにしっかり書いてありました
ということでまねしてみます。

まず実験。
こちらは何の加工もしていない鉄鋼用ビット。


この先端の掬いの部分が割れの原因のようです。


アクリルの端材に穴を開けてみます。


特にいじめなくてもあっさりこうなります。


ということで、加工を施しますが、これがどのページを見てもはっきりとはわかりません。
ということで図解。

まずドリル。


これの、この黒い太線の部分の形状が鋭すぎて問題なのです。


よって、この掬いの部分を、


こんな風に落とすことにします。下の図では片方だけ削っていますが、当然現物は両方削ります。


やすりはこんな感じに当てることになります。


削りました。わかりますかね。


掬いが無くなっています。


で、これを使って穴を開けてみると、この通り非常にきれいに開きます。


入りも出もきれいです。素晴らしい。


鉄鋼用ビットでは非常に難しい皿ネジ用のザグリ加工もこのとおり実にきれいです。


ちょっとした作業で1000円のビットの節約になりました。一通りのサイズを準備することを考えると大した節約です。元はなまった鉄鋼用ビットで十分というおまけ付き。素晴らしい。


加工したビットはアクリル用として別に保存します。
鉄鋼に使っても全く穴が開かないと思われます。

4 件のコメント:

  1. はじめまして・・・じゃないかも知れません。
    アクリルなどの穴空けはキリじゃなくてGコードで抜いた方が
    間違いないと思います。
    ちなみに、1枚刃のカッターは超硬のジャンクのシャンクから自作
    しています。刃物研磨機があると不安から開放されて気が楽です。

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  2. URLは入力禁止ですね。
    p://ameblo.jp/toutoumitx650/entry-11070547322.html

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    1. Riki Wadaさん、ありがとうございます。
      CNCお持ちなんですね。うらやましい。Vカッターで切ればきれいなんですか。アクリルに当たる刃の角度が立っているという点ではまさにVカッターなんでしょう。確かに。

      ブログも拝見しました。
      ジャンクからVカッターを削っていらっしゃるんですね。エコな方法です。私も今度やってみようかな。研磨機無いですが。

      遠州お住まいなんですね。ブログの内容から想像するに、浜松か磐田あたりですか?
      実は私も20年以上前に浜松に住んでました。中沢町(笑
      その当時はバイクに乗っていたので、青崩れの道が無くなるとこまで走ったりとか、千頭の方とか走り回ってました。
      懐かしいです。

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    2. みら太さんにうらやましいと言われるような物は持っていません。
      Vカッターよりストレートの方が楽チンです。
      p://ameblo.jp/toutoumitx650/entry-10028522194.html

      ストレートから角度を付けたのがVカッターになります。エンドミルの2枚刃より目詰まりしなくていいです。
      p://ameblo.jp/toutoumitx650/entry-10028606461.html

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