2016年11月6日日曜日

自作3Dプリンタ その7

 
注文していたMK8エクストルーダー&ホットエンドが届きました。
思えば、最初に使ったヘッドは、PEEK樹脂をボディに使ったJヘッドでした。Jヘッドはボディにひびが入ってしまい、一度は同じものに交換したのですが、E3Dなる新型ヘッドがあることをコメントで教えていただき、それに交換しました。いまの3DプリンタさんはE3Dヘッドで動いております。

で、今回フルスクラッチで設計している3Dプリンタにはさらに新しいMK8エクストルーダーを採用することにしております。
しばらく前にこれをAliexpressで注文しておりました。


いっしょにこれも買っています。取り付け金具。
設計とか考える前に注文したけど、まあ何とかなるでしょ。



先日無事到着しました。


思いのほか丁寧な梱包。


モータまで含めたセットです。
ステッピングモータはもとより、ヘッドのチップもヒータもサーミスタもたくさん持っているのですが、まとめても$20しないという驚異的なお得感に負けてまるまる購入してしまいました。


ファンまでついています。


モータ、エクストルーダ、ヒートシンク、ファンのAssy。


ヘッドとヒートブロックとテフロンチューブが挿入されたホットエンドスロート、そしてロックナット。
ほんとにあとは何にもいらない完全セットです。これで$20しないとか信じられませんよね。


こちらが取り付けのL金具。


一面はバカ穴、一面はM4のねじが切られています。バカ穴の方が正方形配置ですのでモータ側と共締めする穴と思われます。


L金具の取り付けを検討するために一度ばらします。中の作りも知っておきたいですしね。


ファンを止めているねじは二本だけ。モータもボディまで届く長ネジで、ヒートシンクとエクストルーダを一体で固定しています。


二本とも抜いてばらしたとこ。右からファンガード、軸流ファン、ヒートシンク、エクストルーダとモータ。


エクストルーダ部分はさらに別のねじで固定されています。
ばらしていきましょう。まずばねの左側に飛び出しているねじを緩めて外します。


抜きました。


このネジはばねを押さえ込む量を調整することで、フィラメントをギアに押し付ける力を調整するようになっています。


バネの頭にはヘキサのねじがついています。なかなか考えられてますね。特別な部品を使うことなく調整機構を作り込んでいる工夫は好感が持ています。良いアイデア。


こんな感じにヘキサの穴に調整ネジの足が入り込んでます。よく考えられてます。


さて、ばらしていきます。バネによって押し上げられているレバーの支点になっているねじを外します。これはモータのボディに締め込まれています。


抜けました。溝付きベアリングがトラスネジで取り付けられています。この溝をフィラメントが通ります。


レバーを外すと最後のねじが見えました。


このネジを外せばエクストルーダのボディが外れてきます。


取り付けのL金具はこの位置に入れるのが最も良いですね。


穴位置を確認します。問題ありません。


L金具が入る分溝付きベアリングの位置がずれますので、それに合わせてギアの位置を変える必要があります。調整はあとでするとして、ここではギアをモータの軸に固定している芋ネジを緩めておきます。


エクストルーダのボディをねじ一本で仮固定して、ギアの位置を見ます。


位置が決まったら芋ネジを締め込んでギア位置を決めます。


ここでヒートブロックを組み立てます。


ヒートブロックには保温用にロックウールが被っていますが、私はどうもこれが好きではありません。アスベストではないことは分ってはおりますが、一度肺がんの疑いを経験した身としてはあまり良い気分では無いのです。


ホットエンドスロート。同じものが二本入ってました。予備ですかね。
中にはテフロンチューブが入っています。写真は同じもの二本を互いに上下逆にして持っています。


ノズルチップも二つ。0.4mmですね。最近のは刻印があるんだ。便利。


では組み立てていきます。
まずスロートをヒートブロックにねじ込みます。


反対側からノズルチップをねじ込みます。ちょうどヒートブロックの真ん中あたりで両者の面があたるように位置調整します。


スロートの反対側をエクストルーダーのボディにねじ込みます。


ギアとの位置を見ながらロックナットで固定します。


フィラメント入れてみましょう。


なんかちょっと曲がってます。ギアと溝付きベアリングの接する位置の真下にスロートの口が位置してほしいんですが、下の写真でちょっと左に寄ってる感じがしますね。
ま、動作に問題はないでしょ。多分。


ということで、後はばらしたのと逆手順でヒートシンクとか取り付けていきます。


良い感じです。


考えてみますと入り口側にフィラメントのガイドが何もありません。


要らんかなとも思いましたが、スロートの予備がありますので、これを使って作ることにします。
ネジを半分くらいに切ります。スロートはM6くらいありますが、中空ですので簡単に捻じり切れます。


こんな感じにエクストルーダにねじ込んでガイドにしようというわけです。
テフロンチューブが飛び出していますので切断します。今回アルティメットカッター氏が登場。


一発でよい仕事をしてくれます。


これでガイドができました。


なかなかコンパクトにまとまっていいんじゃないですか。
やっぱいろんな人々の知恵が集まるとモノは進化していくんですね。


さて、これをどうやってこのX軸に取り付けましょうか。
まだなんも考えてません。


こ、こんな感じにつくのかな。


ちゃんとまじめに設計しないといけませんね。

2 件のコメント:

  1. お疲れ様です。
    MK8が最新だったんですね、MK8を購入して余ってる部材でベルト駆動のプリンターを作ってみたんですけど、モーターが重くて速度を上げると惰性で暴れてる気がしたので、ヘッドを軽くしようとE3Dを買ってしまいました(^^; 
    E3Dに変えようと思ったのですが、長いテフロンチューブで材料を送るのも不安で、ベルト駆動をネジ駆動に変えたほうがいい気がして放置状態です。みら太様の2号機を参考にしますので期待してます(^^;

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  2. maguさんどうもです。
    MK8が最新かどうかは私もよくわかってません。3Dプリンタはあまりにたくさん種類があって玉石混交なので追いきれてないのです。
    テフロンチューブもおっしゃる通りちょいと信頼感がないですよね。チューブの中でフィラメントがたわんでいるような気がしてなりません。引くときも伸びてそうだし....
    二号機がなんらか参考になりましたら幸いです。

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