2019年5月18日土曜日

自作3Dプリンタ(大)その15 地道な調整を完了

 
はやる気持ちを押さえて、調整を行います。
調整にはこんな簡単な立方体に丸穴を開けたものを使ってきました。



組み立て当初からの変遷。黒なので何もわかりませんね。


近づいてみると、
これが最初のプリント。底面はまあ埋まっていますが、壁面にダマがあります。これがあるとプリント後に落とすのが大変です。今まではほぼ治具のみしかプリントしてきませんでしたので気にしていなかったのですが、今回のプリンタの主目的はミクさんのプリントですから放置するわけにはいかないのであります。


右に進むにしたがって調整が進んでいきます。まだダマが多いです。


調整が進むと次第に壁面がきれいになっていきます。右から3つ目がY軸の脱調で段ができてしまったもの。


実に美しく(笑)ずれております。が、ずれていること以外は非常にきれいなのです。
調整が進んで来た証拠であります。


ちなみに、調整はスライサーのプリントパラメータを調整する、Zのホームポジションを調整する、ArduinoMEGAで走っているMarlinのパラメータを調整する、といったソフトウェア的なアプローチがほぼすべてです。
さすがに今回のプリンタは構造的にしっかりできておりますので、スライド機構などを調整する必要はありませんでした。
スライサーは、Sric3rとCuraをつかいましたが、最終的にはCuraを選択しました。これまでずっとSric3rをつかってきたのでノウハウも一定溜まっているのですが、Cura
設定が簡単ですし、その割に出力がきれいです。ということで、今後はCuraで行くことにします。

で散々調整した結果の現状がこの一番右のやつです。ダマは一つもありません。


壁面左側の模様はinfillの交点です。これはある程度仕方がないのかな、あるいはオーバーラップを調整すると改善するのかもしれません。


底面。きれいです。もう少し初段の押し出し量を増やしもいいかもです。
が、これで調整の第一段階としてはまずまずOKというところでしょう。


穴を見てみましょう。左から右に向かって改善が進んでいます。


写真だとわかりにくいですが、初期は穴が円ではありません。ひし形につぶれています。
今から考えると、おそらくY軸のヒステリシスじゃないかと思います。
この時はステージにアルミ板が二枚乗って、それをステージ横に配置したモータと長いベルトで駆動していた時です。おそらくY軸の往復の折り返し時に慣性によってベルトに伸びが出ていたか、5個もあったプーリーの軸が若干お辞儀していたか、おそらくそんな原因でヒステリシスが出ていたと思われます。褒めるところではないですが、きっちり同じ形状に歪んでいるあたり作製の精度は高い(が設計の精度は低い)のだろうと思われます(笑


で、これが最終。やはり写真ではわかりにくい(左側のやつのほうが分かりやすいかな)ですが、ほぼきれいな円形になっています。
天面の充填が甘いのは、低いinfill(5%とか)にいきなり塗りつぶししていますのでダレダレになっているうえに、二層しか乗せていないためです。これは冷却ファンを入れると一気に改善することはわかっているので、今後の宿題です。


これでY軸の改造とプリントパラメータのFIXが完了しました。
ここまでの成果を確認するためにもう一度ミクさんのおみ足をプリントさせていただきます。

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